11月の八重山は台風も雨も少なく平均気温も23℃前後と快適。旅行代金も夏のシーズンよりも割安なので八重山ツアーのベストシーズンとも言われています。若者の小グループ・家族連れ・修学旅行・中高年の団体ツアーなどの幅広い客層で石垣空港へ向かう航空便は混雑する時期でもあります。とは言え、八重山地区の観光もコロナ禍で約2年半停滞。今年2月に訪れた時には搭乗便も閑散としていましたが、今回はどうだろうか? そんな思いで秋深くなった羽田空港から直行便で石垣空港へ向かいました。11月18日(金)、搭乗便は満席。石垣島に到着すると“かりゆしウェア”がまだまだ似合うほど陽光が眩しく、八重山の小さな島々を小さな貨客船で結ぶ拠点(ハブ)であるユーグレナ石垣島離島ターミナルでは、石垣島の大スター具志堅用高さんのモニュメントで記念写真を撮る観光客が列を作っていました。島々へ向かう船を待つ若者、戻ってきた船から降りてくる若者たちの笑顔からは、コロナ禍から脱却しつつある八重山観光の“明るさ”も実感することができました。
*境界地域研究ネットワークジャパン(JIBSN)
http://borderlands.or.jp/jibsn/